弊社ではイエコオロギ、ハニーワーム、ホソワラジムシを取り扱っていますが、
お勧めはハニーワームです。
しかし、幼虫(イモムシの状態)のまま餌として与えるのではなく成虫(蛾)の状態を餌として与えます。
20~30度の環境でハニーワームを育てていくと繭を作り中で蛹になろうとします(蛹化)。
そのまま10日~14日ほど経過すると羽化し成虫(蛾)になります。
この蛾を餌として与えます。
ハチノスツヅリガは長く飛ぶことができないため捕まえるのは他の蛾に比べれば容易です。
しかし、蛾を捕まえてカマキリのケースの中に入れるのは大変という方は、繭を作った時点でケースの中に入れ、
ケースの中で羽化を待つという方法があります。
蛾や蝶は他の昆虫に比べてカマキリの体調不良が起こりにくいため餌として安全です。
ホソワラジムシはカマキリが興味を示さない可能性があります。
餌として手に入りやすいイエコオロギやフタホシコオロギ等のコオロギは食べてくれますが注意が必要です。
続けてコオロギを食べた場合に食べたものを吐き出してしまったり、最悪の場合死んでしまうことがあります。
コオロギは雑食性のため様々なものを食べます。
そのコオロギが食べたものがカマキリにとって都合の悪いものの場合、そのコオロギを摂取したカマキリに影響が出ます。
カマキリは胃がとてもデリケートです。
もしどうしても与える場合はコオロギに数日間餌を与えないでおいて胃の内容物を空にしてから与える等の注意が必要でしょう。
しかし、与える餌としては不向きです。
カマキリの飼育に関しては基本的には販売元に直接お問い合わせください。